3/17(水)に3学期の終業式が行われました。各学年の代表者が3学期の振り返りと新年度に向けての決意を発表してくれました。
新しい学校目標「自律した学習者になる」の具現に向け取り組んだ本年度、新型コロナウイルスの影響で、様々な活動が制限されることもありましたが、生徒たちはたくさんの学びをしたようです。3年生代表生徒の発表を掲載します。
「3学期の振り返り」
この3学期は、私にとって、多くの学びがあった大切な学期となりました。
また、3年間の学びが生かせた学期にもなりました。
3学期には、受検がありました。
自分の将来を考え、選択し、実現させるための大切な挑戦でした。
私にとって受検とは、単に進学を決めるものではなく、'学年'、'クラス'という団体が問われる機会、でもあると思います。
私のクラスでは、'one team'というクラス目標を、受検を乗り越えるという上でも、大切にしてきました。
'one team'。1人1人の努力の上、1つのチームで受検を乗り越えよう、受検は団体戦、最後の1人が合格するまで全員で戦おう、と考え受検と向き合ってきました。
なぜなら、仲間であるから。
そのようにクラスで向き合えたのは、これまでの、仁中での3年間の学びがあり、3年間での仲間との時間があったからであると思います。
合格には様々なタイミングがあり、同じクラスのなかでも多く違い、気持ちの面でも多くの違いがあります。そして、まだ終わっていません。
しかし、'合否発表の後は、どう友達と話そう' 、'後期の友達が勉強しているから、私も頑張ろう'、などの言葉を多く耳にしました。
それは、タイミングが違っても、仲間の受検を他人事とせず、仲間の立場に多くの人が立ち、考え、行動していたからであると思います。
3年間で学んだ、様々な立場、角度から、人、物事について考えることの大切さは、3年間の大きな学びの1つであると思います。
それを、受検という挑戦で生かせており、学習を生活に結びつけるという、クラスで勉強の意味を証明しているような気がしました。
1つ1つの学びを考え、結びつけられること、それは勉強大切さや、楽しさであると、3年間の学習から感じています。
3年生は、卒業し、様々な道へ進んでいきます。
しかし、様々な道でも、仁中での学びは変わりありません。
仁中での多くの学びを、そして、この先での学びを、多くのことに結びつけ、成長していきたいです。